【バチェラー・ジャパン SEASON3】エピソード1~3感想

始まりましたね!
バチェラー・ジャパン シーズン3!!!
今年のはじめにAmazonプライム会員になってからシーズン1,2をイッキ見した私も楽しみにしておりました。


こちらは、それぞれのメンバーへの感想をあれこれ言いたいぞ〜!という記事です。


※ネタバレするんで見てない人注意です




バチェラー:友永真也さんについての主観

https://realsound.jp/wp-content/uploads/2018/12/20181225-bachelor1.jpg


まずバチェラーについて(は正直あまり注目していないけど一応ざっくり触れます)。

普通にイケメンで可愛らしさもあって、性格も良さそう。
ちょっとマザコン感はあるかも。
「強い女」を求めすぎているので女性の弱いところとかを受け容れてくれるのかは不安...
そしてお前自身はどんだけ強いんだ?お?

といったところでしょうか。

ここまでで落とした女性を見ると、

「たしかに家庭を築くことは想像しにくいけど、番組的にはもうちょいいて欲しかった〜!おもしろいのにコイツ〜!」

みたいな人をバンバン落としますね!!!

まぁそういった「制作側の意図」的なものは働いていないんだなっていうのと、本気で結婚を考えているんだなっていうのがわかるのでそれはそれでいいのかな。

個人的に残念なのが、初回で落とされた国分亜美さんと、エピソード3で落とされた加賀美碧さん。

もうちょっと泳がせて欲しかったなぁ〜笑




参加メンバーについての主観

ここからは、落とされた人を含めて参加メンバー個々人への感想を述べます!

落とされた人

落とされた人のなかで印象的だった人をピックアップ。

国分亜美さん(エピソード1で脱落)

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29歳ドメルヘン女性。犬のフラワーアレンジメントをプレゼントしてスタジオから笑われていた。仕事は秘書。

最初「メルヘン女キッツ!」と思ったけど、仕事の話とかだとちゃんとしてるし、もっと見たかったなぁ。
ほかの女性陣からもめちゃくちゃ舐められていたので、彼女が躍進してほかの女性が「は????」となる姿が見たかった。

加賀美碧さん(エピソード3で脱落)

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自称「真面目系ビッチ」。バチェラーには「大人しい」と思われていたが、ビーチでドエロマッサージしたら落とされた。

クソビッチが〜!!!!
事前予想会でも「このビッチやばい!」って感じでしたが、そこまで発揮できずに終わっちゃった。
「結婚相手を探す」という場でビッチアピっておバカさんか?と思ったけど、見てておもしろいし悪い子ではないからもっと色んなやらかし見たかったなぁ。

李起林さん(エピソード2で脱落)

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韓国人。日本で翻訳の仕事をしている。

めちゃくちゃ気強いし「ザ・韓国女性(イメージ)」って感じ...。
正直私は苦手でした。
個人インタビューでもずっと怒ってる(なんであの子が!?私をこんな扱いするなんて!!バチェラーに会ったら怒ってやる!)ので、「この段階でそれって...めんどくせ〜」と思ってました。
でもバチェラーの前だとめちゃくちゃ機嫌良いし何より美人で、「意外と素直なのかな」とか思ったり。

徳田祐里さん(エピソード2で脱落)

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最年少。バイト辞めてきました!

事前予想会でも注目の星で、実際めちゃくちゃいい子そうだった。
でも番組でも全然ピックアップされないから(あれ...?)と思ってたら案の定...。
いい子なのは確かだけどアプローチ力とかあまりなかったのかなぁ。もっと彼女を見たかったですね。

浦田直佳さん(エピソード2で脱落)

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ミス慶応ファイナリスト。今後は都内で看護師になる予定とのことで、神戸で暮らしたいバチェラーの希望に合わず。

エピソード1のカクテルパーティーで、国分さんをけしかけていた女性の1人。
「ほら!行ってきなって!!!💢」と国分さんの横でけしかけてて、(あ〜国分さんを舐めてるな、感じ悪いな)と思って見てました。
あまり良さが感じられず、さっさといなくなってほしいなと正直思っていた人。



エピソード3終了時点で残っているメンバー

残りのメンバーは個人的な推し順に感想を!!後半は悪口ですごめん。


1. 岩間恵さん

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ぶどう農家の方。
最初のサプライズローズを手にし、最初のツーショットデートも獲得。


マッジで普通にこの方やろ笑

1番庶民的な感覚を持っていそうだし、可愛らしいし、ちょっとネガティブで女性の前だとブラックな面も見せる感じとか、普通に好き。仲良くなれそう。
懸念点としては、今後見せる「新たな一面!」とかはあまり持っていなさそうなところ。そんなんなくても充分いいと思うけどもあの競争社会だと弱みになるのかも?

2. 水田あゆみさん

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元・新天地ホステス。ゴルフが得意で、バチェラーにバラの描かれたゴルフボールをプレゼントしている。

最初は正直「ホステスか〜」と思ってしまったけど、ほんっとに可愛らしいし嫌味がない。見ていて安心する、安定感がある。
「この人なら変なことしないだろな〜」ってのと、見れば見るほど可愛らしい!身近にいてほしい。
岩間さんと同じで今後「新たな一面」があるのか?ってのが不安だけど、仕事の話とか経験豊富だろうから普通に聞きたいなぁ。


3. 野原遥さん

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自分に自信のある強い女性。グアムで事件に巻き込まれ大怪我をした過去がある。

強いしカッコイイし、でもいい人感がある。シーズン2の若様的ポジと思いきや、周囲から反感買うタイプではないなーと思い直しました。
色んなことをわきまえてしっかり自分の足で立っていて、周囲にマウントとるなんて段階をも越している人だと思う。すげぇ。ずっと残ると思う。

4. 田尻夏樹さん

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バツイチ子持ち。バチェラーはまだそれを知らず。

さっしーも言ってるけどほんとに見習いたいね...。笑顔がめちゃくちゃ可愛い!ほかの女性陣のようにがっついてる感じもなく、上手いな〜と思う。
そしてこれまでの人生経験的にもしっかりしてそうで尊敬できます。
子持ちをどうカミングアウトするのか見どころ。

5. 城田夏奈さん

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看護師。手紙や習字でバチェラーに思いを伝える。患者に後押しされた話などでバチェラーの心を掴む。

私も頑張って生きるからがんばって生きよ、一緒に...。みたいな気持ちになる。
このタイプの子がバチェラーで残っていくのはなかなか見たことがないので、ほんと気になっちゃう。
「妹分みたい」って言われちゃってたけど、あ〜そうか〜そうだよな〜って思った。たぶん身近な同世代の男の子には爆モテ…。でも強い女ではないしバチェラー的にはどうなんだ…?
いい子には間違いないから幸せになって欲しいな。

6. 中川友里さん

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金髪のDJ。中身は真面目という意外性で一目置かれる。

発言力もあるしいい子だしおもしろいし、バチェラー関係なく人気が出そうな方。
私の嫌いな金子実加さん(後で伸べる💢)に泣かされていて、俄然

ま も り た い

となった。
ゆきぽよ的な立ち位置ってのは否めないけど、女子に好かれる女子はほんま神だから。私は大好き。

7. 濱崎麻莉亜さん

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藤森慎吾が推してる。お菓子作りが趣味。なかなかデートに誘われず病んでた。

若くて可愛くていい子〜!って感じ。
でも今のところはそれ以外の魅力があまり見えないなぁ...。
男はみんな好きなタイプだけど、人間性の深み的なものがまだ見えていないな!

8. 高田汐美さん

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社長令嬢で世間知らず。飼っていた犬が亡くなったことを思い出して泣いていたら、バチェラーとの距離が縮まるきっかけになった。

おもろい。ま〜言っちゃ悪いがブスだしスタイルも悪いしわがままお嬢様だしでよくここまで残ってるな!とは思う。けど、おもろいから残ってていいよ。
事前予想会の段階よりは印象が良くなった。

9. 岩城ありささん

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事前プロフィールでは「お金がすべて!」的なこと書いてある。

正直印象がほぼない。
ただエピソード1のカクテルパーティーでの国分さんへの態度が怖すぎた。
バチェラーに話したいと言いに行き戻ってきた国分さんの腕を掴んで「なんて言ったん?」とか質問攻め、その後も自分で行かずに国分さんに「なんでなん!?はよ行きぃや!!」って怒鳴ったり...。

「怖いババアになってるから(笑)」って言われてたけど、マジで怖いババア。
場を盛り上げるタイプなんだろうけどいちいち感じ悪くて妻にはしたくないな...。


10. 金子実加さん

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高校がバチェラーと同じだった(年代は被っていない)ということで「運命だ!」と信じてやまない。

例のクイズ(会ったことあるんですよ♡)もそうだし、さっしーの言ってたセーラー水着もそうだし、ズレてる女だな〜って感じ。空気読めなくてうざい。「それが可愛い」となる男性がいることは予想つくけど、女性からは反感買うタイプ。
高校がバチェラーと同じだったのがバレて女性陣から責められているとき、弁解にムキになりすぎて中川さんのこと傷つける発言したりとかが無理。
私は女なので「女の嫌いな女」が嫌いです。



これから推しが変わることももちろんあるだろうなぁ。
とりあえずエピソード4以降も楽しみにしています!!!

新社会人の女が、初めてクロスバイクを買った

クロスバイクを買いました!

BRIDGESTONE CYLVA F24 です。
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初めてのクロスバイクです。
以前「出向で職場が激遠くなった」と記事に書いたのですが、あまりにも通いづらいので自転車通勤を決意したのです。

ざっくり説明します。直線距離で行くと約10km。なのに公共交通機関を使った場合は倍の距離になる上乗り換えが多い、といった感じ。

当方、札幌市在住なのですが、札幌の地下鉄って基本的に中心部でしか乗り換えができないんですよ。真ん中の札幌駅、大通まで出ないと方向転換がきかないわけです。
なので場合によってはかなり遠回りをする羽目になります。

そんな長距離移動を毎日するのは馬鹿らしいし、でも車も持ってない、車を買ったら維持費や税金がきつい、ならば自転車でしょう!

ということで、クロスバイクを購入しました。


ちなみに私、クロスバイクは初めてですが、自転車の経験値につきましては結構あるほうだと思います。

実家の周りは坂が多いのですが、幼い頃から自転車で走り回っていました。

また、高校時代の一時期、片道7.5km先の高校(かなりきつい坂道の上にある)に通っていました。

なので10kmなら、良い自転車を買えばいけるだろう!という判断になったわけです。(これまではママチャリしか乗ってません)


購入したのは9/1(日)。
近所の小さな自転車屋さんにしました。

最初はネットで買おうかなぁと思いcyma(https://cyclemarket.jp/)と睨めっこしていました。
cymaでの購入を踏みとどまった理由は以下の通り。

・送料無料をうたっているが、無料エリアは狭く北海道は3500円
・中心部に住んでいないので、アフターサポートを受けるのも手間がかかりそう
・届くのに時間がかかりそう
・届いても不具合があるとまた時間がかかる
・悪い評判が探せばいくらでも出てくる


その後、札幌中心部の大型自転車専門店に行こうかなぁと悩んでいました。
その自転車専門店のHP上で紹介されていたのが、今回購入したCYLVA F24。

「この車種よさそうだな〜」と調べているうちに、近所の小さな自転車屋にも置いてあることが発覚。
それでそのお店に行ったみたわけですが、結果的に大型店に行かず成功でした。

販売価格が大型店より7000円ほど安かったからです。

また、店主のおじさんが優しく色々教えてくれるし、「困ったらすぐおいで」なんて言ってくれるわけですよ。
空気の入れ方とか説明してくれて「ま、わかんなかったらおいで〜」とかそんな感じです。しかも近所だからほんとに行けちゃう。

で、行ったその日にすぐ乗って帰ったわけですが、付属品として以下のものを購入しました。

・極太の鍵
・低反発サドルカバー
・前カゴ

CYLVA F24 は、最初から スタンド・ライト・キー がセットになっている上、盗難保証もついています。

その上で、やっぱり鍵は二重にかけるべきとのことから太いキーと、
おしりが痛くなる不安からサドルカバーを買いました。

あとはカゴはその場にはなかったので正規品を取り寄せてもらっています。




さ!そんなこんなで日曜日に購入した自転車を、早速 翌日月曜日に乗って出社しました!!

通勤時間40分。

もともと60分かかっていたので、20分短縮されました。

しかもめちゃくちゃ楽。
スイスイ進むしきつくないし、1回スピードに乗れば超速い。

毎日死ぬほど身体が重くて死んだ顔をしながら通勤していたのが嘘のよう。
これで少しは毎日楽しく過ごせるかなぁなんて思った初日でした。

これから自転車通勤を続けて、感想ものこしていきたいなと思っています。
自転車、趣味のひとつになればいいなぁ。

社会人になり、人の心が死んでいく理由がわかった

学校の先生に挨拶したとき

バイト先の人に挨拶したとき

コンビニや居酒屋の店員に接したとき

酷く無愛想な人というのは、結構いる。

こちらが笑顔で挨拶してもニコリともせず、下手したら無視してくる人。
一言目から刺がある人。


どうしてだろうとずっと思っていた。
初対面だから私のことが嫌いという理由でもない。
どんな人生を送ったらこんなことになるの?


社会人になって、仕事をして、そういう人にもっと会うようになった。
恐ろしいのが、同じ社員にもいることだ。

入社当時は「性格がやばい人なんだな」と思っていたが、現在私はある不安を抱えている。

「この会社でずっと仕事をしていけば、自分もこうなるかもしれない」という不安だ。

仕事をして心がすり減り、接する人は冷たく誰も自分を認めてくれない。あたたかい言葉をかけてもくれない。誰かのためを思って仕事をしても、数字にはならない。

そんな日々を重ねたら、愛想笑いすらする気力がなくなることが容易に想像できてしまうのだ。

自分には既にその兆候が見られる。

必死に目の前の仕事をこなしているなかで職場の人間に冷たい態度をとられると、表情筋がまったく動かなくなるのだ。

冷たくしてくる人に笑顔を振りまく気力はとても出ない。
「新入社員は明るく元気であるべき」とわかっているのに、「もうどう思われたっていいや」とすべてを諦めてしまう瞬間がある。

その気持ちのときに優しい人に会っても、すぐにスイッチは入らず苦笑いになる。


これが積み重なることで、「心の死んだ人間」が完成するのではないか。
なんなら明日にでも私の心は死ぬのではないか。


優しくありたい。
人に親切にしたい。

今持っている人を思いやる気持ちを失いたくない。


こう思う気持ちすら、いつかなくなってしまうのだろうか。



この記事を残すことで、私の心が死んでいくことの抑止力に少しでもなればと思う。

トイ・ストーリー4が「最悪」と言われるわけ

先日、トイ・ストーリー4を観に行った。

観終わった後、他の人がどんな感想を持ったのか気になってTwitterで検索した。
検索欄に「トイストーリー4」と打つと出てくる候補は「トイストーリー4 最悪」。

散々な言われようである。


事前に「賛否両論」「シリーズを好きだった人ほどショックを受ける」という評判は聞いていたので、なんとなく結末を予想していた。

予想通りだった。あらためて調べた感想も予想通り。


先に私の感想を述べると、「意図はわかるし受け容れたいけどやっぱり寂しい。モヤモヤもする。」といった感じ。
「最悪」と言いたくなる人の気持ちもわかった。


ただ、「最悪」と感じる理由はさまざまあるなと思ったので、私なりに考察してみる。




※思いっきりネタバレです。観てない人は見ないでね。






1.ウッディの選択が気に食わない




ウッディはシリーズを通して、「子供の持ち物」であることにこだわっていた。そして、おもちゃ仲間、友達と一緒にいることを望んでいた。それなのに、子供を捨て友達を捨てた!

という感想。


これについては、Twitterでtets(@t2ott)さんが解説している。



ウッディは3で、自分の生きかたの理念を決めた。
これまでの「持ち主が手放すまで、例えどんな扱いをされようが持ち主の元を離れない」という考えかたを変えた。
「自分を必要とする子供に寄り添う」。今回もその理念に沿っての行動だったのだと。


細かくウッディの思いを考察するとそういった解釈になるし、制作側の意図もきっとそうだろう。



しかしまぁ、今作で私は、ウッディは単に「この先ボニーと共にいても未来が見えないとわかった。仕方が無いので外に出よう」という「やむを得ずの」選択をしているように見えた。

だって、ウッディは特に外界に憧れてはいなさそうだったんだもの。
ボーがいくら今の生活の楽しさを語っても、あまり理解できない様子だった。
フォーキーを助けようとアンティークショップで奮闘しているときも足でまといで、外界で生きることが向いてなさそうと感じさせる。


だからきっと、「え?そっちの選択で大丈夫なの?」と感じるのだろう。


今回の選択は、前向きには到底見えないのだ。
「外界で新しい生きかたをしたい」というポジティブな選択ではなく、
「ボニーといても存在意義がないと自覚した」「しがみついても未来がないから去る」というネガティブな選択。(実際は違うんだろうけどそう見えてしまう)



その上で、「寂しさ」がやはり強い。これは完全にこちら側のエゴで、ウッディに対しての願望。

ずっと仲間と一緒にいて欲しかった。
ずっとおもちゃたちのリーダーでいて欲しかった。
だってそれが、我々が幼い頃から見てきた「ウッディ像」だから。

ウッディの人生なんだから今回の選択を受け容れたいけど、それでもやっぱり寂しいし悲しい。本当にウッディはそれで幸せなの?
というファンの感情である。


これまでのウッディを愛してるからこそしんどいよね。






2.ボニーのことが許せない


実は「最悪」と言っている人の大半がこっちを思っているのではないだろうか。


トイ・ストーリー3で、アンディはボニーを信頼して、「ボニーならばウッディを大切にしてくれるだろう」と信じてウッディを託したのだ。

それなのに。


本当はアンディはウッディを大学に連れていこうとしていた。
だけど、「ウッディにとって遊んでもらえることが幸せだ」という想いからウッディを手放した。ウッディも、1人でアンディについて行くのではなくおもちゃの友達たちと一緒にいることを選んだのだ。


その選択に我々は心を打たれたのだ。
その選択が、ウッディにとって、アンディにとって、ほかのおもちゃにとって最善だったのだと納得した。


しかし今作では、その選択が結果として「うまくいかなかった」ことが示されてしまったのだ。
あの選択は最善ではなかった。
だったら、アンディについて行ったほうが良かったんではないか?どうせ友達と別れるのならば、大好きなアンディとずっと一緒にいたほうが。
そう思ってしまうのである。


だから、「3が台無しになった」と言われている。



正直、ボニーの年代の子供がおもちゃに飽きるなんて普通のことだ。ボニーのことは責められない。ただその「子供の残酷さ」への嫌悪感は強い。
3で我々は「この子ならウッディを大切にしてくれる」と思ったから。それが裏切られたモヤモヤ感、怒りは大きいのである。



あとこれは個人的な感想だけど、この調子だと残ったほかのおもちゃも近い将来ボニーに飽きられるよね?バズやジェシーさえも。
そしたらどうなるんだろうっていう怖さすごい。
みんな1人ずつ独立していくのだろうか...バラバラだ。


フォーキーとか絶対捨てられるだろ。...ゴミ?






3.アンディが神すぎる



「2.ボニーのことが許せない」と被るが、アンディがやっぱり最高の持ち主すぎた。アンディは超えられん。てかウッディもアンディをめちゃくちゃ引きずってるし...。


3でウッディは、アンディと爽やかに別れて前向きにボニーを新たな持ち主とした。
なのに今作でのウッディは、アンディの思い出を語りボニーのことをアンディと言い間違える始末。

「元カノを引きずりまくっている男」を見ているようだった。

もちろんそれは、ボニーに飽きられてしまった現在だからこそなんだと思う。
ボニーに引き継がれた当初は、アンディとの過去は過去としてボニーとの現在を楽しんでいたはず。
3の最後はあんなに爽やかだったのに、現在はこんなにどんよりした感情を抱えてしまっているのか...という残念さ。
だからこそ先ほど述べた通り「3での選択は最善ではなかったんだ」という残念さが強く残る。



また個人的な感想だけど、今後アンディが大学から実家に遊びに来てボニーの様子を見に行くことがあったとする。
そのときにそこにウッディだけいなかったらさぞかし残念だろうなぁ。それを思うといたたまれない。

しかもボニーに聞いても「わからない」「気がついたらなくなってた」なーんて言われるんでしょ...。





4.バズのキャラ崩壊


4を見て、「あれ?バズってこんなポンコツだったっけ?」と思った。
なんだかもっと頼もしくて、ウッディを支える存在だった気がするんだけど。


これについては、私はそこまでトイ・ストーリーキャラに造詣が深くないのでなんとも言えない。(ディズニー全般好きだけどトイ・ストーリーにはそこまで深入りしていない)

バズがウッディを支えようと尽力してるのはすごく見えたけど、
ウッディは結局バズに頼らないままだったしバズはなんだかポンコツで、これでお別れか...という残念さを感じる人も多そう。






5.別れがあっさり


確かにあっさりではあった。基本的にウッディは今回完全に単独行動だったので、他のおもちゃたちからしたら急な独立だっただろう。
それまでのウッディの不遇を見ていたからすべてを察して送り出したんだろうけど、それにしてもねぇ...。
3でも幼稚園に行くみんなとウッディがお別れするじゃん。そのときにブルズアイがついてきちゃうみたいなのとか心打たれたんだけど、そういうのすらなかったから物足りない感はぬぐえない。

4はウッディと他のおもちゃたちとの絆がほぼ描かれていないからこそ、拍子抜けしてしまった。









【総括】

結局、我々が見たかったのは「仲間思いで持ち主に忠実なウッディ」「素敵な子供から大切にされる幸せなおもちゃたち」なのだ。それを期待して観に行ったのに逆の結末に行くのだから、期待への不一致が生まれた。


散見される「映画としては素晴らしいがトイ・ストーリーでやる必要はない」という意見がそれだろう。


ピクサーは最近、「生き方の多様性」に焦点を当てた作品を作りがちだ。今作については「カーズ3」と比較して語ることもすべきと思う。長くなるのでここでは言及しないが。
トイ・ストーリー3においてもおもちゃの生き方が大きなテーマだったが、それを4まで持ち越さなくてよかったのでは?とは私も思う。
見たくない未来まで描かれてしまった感覚。夢を見せてくれよディズニー...。


今後は、アンディのもとにいた時代の番外編的ななストーリーだけ観たいなとすら思う。
いい映画を作っていくためにはそうはいかないんだろうけど。


シリーズを続けていくなら深いテーマを持たなければならない。このテーマをトイストーリーでやってしまうところがディズニーの凄いところだと思う。


1つ言えるのは、「最悪」と言っている人はただ悲しいだけなのだ。
ウッディを、バズを、アンディを、ほかのおもちゃたちを、これまでのトイ・ストーリーを愛していたからこそ受け入れたくないファン心。

客観的に見れば「良い作品」であっても、我々の思い入れは相当深く、そう簡単には割り切れないのだ。






蛇足:フォーキーを助けようとするウッディが責められるの納得いかない


ボーに会ってウッディが最初に「フォーキーを助けたい」と言うと、ボーは「あの店に行ってしまったのなら無理。諦めなさい。」と言う。


え?と思った。冷たっ。
ウッディは仲間思いなところがいいんじゃん。それをバッサリって。ヴィランか?


その後もフォーキーを助けることに目がくらんで足でまといになるウッディ。
ほかの仲間がケガしてもフォーキーを助けようと必死で、そんなウッディは「おかしい」と言われる。


そう?

確かにみんなの言う通りフォーキーを世話することに自分の存在意義を求めてこだわりすぎてるところはある。
だけどそれを含めても、命あるおもちゃのフォーキーを助けようと必死になることがそんなにおかしいか?


ボーは自分の羊を助けることには必死なのにフォーキーのことは基本的に助ける気ないし、フォーキーと長く一緒にいるはずのバズたち仲間もフォーキーの名前すら呼ばない。


冷てぇ〜
なんだか悲しいな。

【ゴローの日】SMAP稲垣吾郎のすごさ~稲垣吾郎はおもしろい

今日、5月6日は、SMAPファンの間で「ゴローの日」と呼ばれている。
単純に、5,6 だからだ。ゴロだ。ゴローだけに。

せっかくそんな「ゴローの日」にブログを始めたのだから、SMAPファンとして稲垣吾郎について思うことを記しておこうと思う。


稲垣吾郎は、世間において過小評価されていると思う。

SMAPのなかでも目立たない存在、という扱い。
SMAPに必要か?」などと言われているのも目にする。

しかし彼はSMAPのなかでこそ重要な存在だ。


その理由として、稲垣はよく「中間管理職」と呼ばれるが、何故彼は中間管理職なのだろうか。
何故彼に中間管理職が務まるのだろうか。
単に「年齢が真ん中だから」ではない。

それぞれのメンバーと稲垣との関係性を考えてみる。

中居・稲垣

中居の稲垣に対する信頼感はすごい。
これは笑いに関してだ。

稲垣はどんなパスでもおもしろくしてくれる。

中居は普段、ほかの共演者に対して返しやすく流れに沿ったネタを振る。

しかし稲垣に対しては、少々無理のある、「何故その流れ?」というようなネタも振る。

先日「ミになる図書館」に稲垣が出演した際、稲垣に対して少々強引な話の持っていき方をしているのを見て、珍しいな、と思った。

稲垣自身も「なんでそうなるの?」と困惑していたが、中居のパスを素直に受け止め、笑いを生んでいた。

その柔軟性、いじりがい。
稲垣をいじるときの中居は本当に楽しそうだ。

中居が笑いの面で如何に稲垣を信頼しているかは、少々雑ないじりかたに見てとれる。

木村・稲垣

木村と稲垣は、プライベートでも仲が良い。
2人で趣味に興じたり、食事に行ったりもする。

その距離の近さもあるのか、木村は稲垣の言動をいじる。

年齢を重ねた今、木村はあまり頻繁には他のメンバーをいじって笑いをとるタイプではない。
他のメンバーが誰かをいじり、それに便乗することはあるが、自ら率先していじることは少ないように思える。

そんな木村が自らいじったり、奇怪な行動を笑ったりするのが、稲垣だ。

稲垣を見る木村は、とても楽しそうだ。
中居と木村の、稲垣を見る目は似ている。

その視線や心置きなくいじっていける安心感に、彼の稲垣への愛情を感じる。

草彅・稲垣

草彅と稲垣はファンの間で「ロハス」と呼ばれているが、二人に共通するのはまず「生活の嗜好が近い」ということ。

2人とも健康志向で、食べるものや暮らし方に気を使っている。

この点で共感する点が多く、趣味を共有することができる。
草彅は香取と仲が良いことでも有名だが、草彅と香取は生活への意識が正反対と言っていいほど異なっているため、この点が共感できる稲垣はメンバーのなかでもまた違った存在であろう。

2人は長く「SMAP×SMAP」の楽屋が同じだったこともあり、二人の空間に慣れている、気のおけない存在なのだろうと思う。

また、稲垣と草彅はともにSMAPのなかでは「いじられる側」である。
しかし草彅は、稲垣をいじることがある。
稲垣も草彅をいじることがある。

「ごろーさんおもしれー!」
と笑う草彅。同じいじられキャラ同士でいじりあったりおもしろがったりする空気感は独特でおもしろい。

草彅も他のメンバーと同じく稲垣をおもしろがっているのだ。

共通点の多い2人からは、理解者としての静かな信頼が感じられる。

香取・稲垣

香取も稲垣に対して、中居と同じく笑いの信頼感がある。

香取は草彅をよくいじるが、それは「対等な友達へのいじり」といった雰囲気のいじりだ。
それに対して稲垣へのいじりは、「ちょっと変なお兄ちゃんへのいじり」であるように思える。

「ごろーちゃんなにそれ」
「ごろーちゃんきらい」
と言ったもの言いには稲垣への甘えも見てとれる。

香取にとって草彅は、彼も年上であることには変わりはないが、小さい頃からSMAPの年下の2人としてたくさんの時間を共にし遊んできたことから、「お兄ちゃん」といった存在とは違うと思われる。

そんななかで1番親しみやすく身近な「お兄ちゃん」が稲垣なのではないだろうか。

中居、木村のお兄ちゃんはもう一段階届きにくい存在であり、絶対的で最強。
稲垣は中居木村と同じくお兄ちゃんでありながら、自分たちと同じ中居木村お兄ちゃんについていく側でもある。

また、香取は普段のちょっとイライラしている稲垣が好きだ。おもしろい、と思う。
「あーごろーちゃんイライラしてるよぉ~笑」
と見ている。
もしイライラしているのが中居や木村なら、ちょっと怖いと思うだろう。
だけど稲垣なら、おもしろいのだ。

甘えられて、わがままも一番言いやすいちょっと変でおもしろいお兄ちゃん。
稲垣は香取にとって、そんな存在ではないだろうか。





これらからわかることは、稲垣は各メンバーにとって、穏やかに心を許せる存在であるということ。

それぞれにとって、良い意味で「ちょうどいい」存在であること。

メンバーみんなに、おもしろがられていること。

そう、稲垣吾郎はおもしろいのだ。

稲垣の言動、ダンスが下手なところ、カッコつけてるところやイライラしてるところでさえも、「おもしろい」と思わせる。

それは、稲垣が愛されている証だ。

他の誰かだったら不快に思われるような行動でも、彼だったらおもしろいのだ。
「吾郎ちゃんらしい」のだ。

それ自体に、メンバーからの彼への愛と深い理解を感じる。

これは彼らが長年一緒にSMAPとして生きてきたからであろう。

昔番組でジェットコースターに乗れなかった稲垣を、中居は殴った。
だけど今は、乗れない稲垣をみんなでおもしろがる。

それがSMAP25年目の、稲垣とメンバーとのカタチであり、稲垣が彼のキャラクターで掴み取った立ち位置だ。

稲垣吾郎はこれからも、みんなの中間管理職、みんなのおもしろい吾郎ちゃんとして、SMAPのなかでSMAPのバランスをとりつづけるだろう。